IT業界は進歩が非常に速い業界なので、確実にスキルアップが必要である。
まず、いつまでも既存のスキルだけでは、やがて限界がくるというもの。スキルアップが必要というよりも、不可決といっていいだろう。たとえば、携帯電話だけを取ってみても、この約10年の間に携帯電話はガラケーからスマホへと進化している。開発技術の進歩も目覚ましく、プログラミング言語は次々に新しいものが公開されているので新たに習得していく必要がある。どんな資格やスキルを取得するべきか、常にアンテナを張っておこう。
2つめの理由はスキルアップすれば、仕事の幅やキャリアが広がるからだ。キャリアが広がれば自分の可能性が広がるというメリットがある。スキルを向上させたり、資格を取得すれば、絶対に損はないだろう。スキルアップすれば、より大きいプロジェクトに参加できたり、リーダーに昇格したり…と、順調にキャリアアップしていくことができるはずだ。
3つめのIT業界エンジニアにスキルアップが必要な理由は、IT業界は実力社会だからだ。エンジニアは技術職であり、自分のスキルや能力を活かす仕事である。たしかにコミュニケーション能力やビジネススキルなども必要とされる場面はあるものの、基本的には実力のある人、スキルのある人が評価される。いくら人柄が良くても、スキルがなければ、重要なプロジェクトには呼ばれないだろう。独立してフリーランスになる場合は、特に高いスキルが必要だ。