IoTエンジニアとは?需要や将来性は?

IoT(アイオーティー)とは、Internet of Thingsの略称であり、IoT製品は、モノにインターネットを繋いだ製品のことだ。つまり、IoTエンジニアとは、モノとインターネットを繋いだIoT製品を開発するエンジニアなのである。

たとえば、冷蔵庫は扉を開けなければ、冷蔵庫の中身や冷蔵庫に入っているものの賞味期限が分からない。これらの悩みを解決する冷蔵庫が現在、既に発売されている。この冷蔵庫はスマホで中の食材を簡単に管理できる。冷蔵庫にモノを入れるとき、画像と賞味期限を保存し、その情報をスマホから確認できるのだ。この他にも、たくさんの製品が現在、開発、販売されている。

IoTエンジニアは、プログラムを作成して納品するだけでなく、製品本体や付属品などハードウェアも開発する。そのため、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、セキュリティなど幅広い知識とスキルが求められる。

IoTエンジニアのフィールドはIT業界だけでなく、自動車業界、医療業界などにも広がっている。自動車業界では各メーカーで、自動運転できる車の開発が急がれている。医療業界では遠隔医療サービスがIoTの代表例であろう。今後、IoT製品はどんどん増えてくるので、IoTエンジニアの需要はますます高まることが予想できる。高収入を得るだけでなく、将来性の高い仕事といえる。現在、IT業界で働いているならば、あるいはエンジニアを目指しているならばIoTエンジニアとしてのスキルを身につけるとよいだろう。